旧バンテン遺跡研究会
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NPO法人 アジア文化財協力協会 文化財を通じた国際交流を目指して
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人的交流 シンポジウム 遺跡見学 訪日研修
信頼関係を築き上げる
私たちの活動の中心となる考えは、信頼関係を築き上げることです。人的交流活動としては、日本とインドネシアで行ってきたシンポジウム、日本研究者のインドネシア遺跡の見学、そしてインドネシア研究者などの日本での専門研修を行ってきました。91年以来の各種交流により、私たちは特に国立考古学研究センターなどインドネシアの文化財関係組織と深い関係を築き上げています。
また陶磁貿易のあり方が日本とインドネシアに留まらないことが分かってきたため、2000年からは台湾、そして2006年からはトルコの研究者も含めた交流ネットワークの形成を進めています。

アジアでのバンテンの位置
バンテン遺跡
ジャワ島西端北海岸(ジャカルタの西90km)に残るバンテン・イスラーム王国関係遺跡の総称。
バンテン王国はスマトラとの間のスンダ海峡に面した東西貿易の要衝に位置し、世界的な交易品コショウの生産が盛んだった。そのため16世紀から18世紀にかけて、東南アジア海域では最も栄えた港市国家の一つである。
王都跡であるバンテン・ラーマ遺跡には、スロソワン王宮跡やスピルウィク要塞跡などの廃墟が残る。そしてイスラーム大寺院や観音寺のように、現在でも多くの参拝者が集まる宗教施設が見られる。30万片以上の陶磁片は、主にスロソワン王宮跡から出土したものである。
バンテン・イスラーム大寺院 スロソワン王宮跡 スピルウィク要塞跡から見た観音寺 バンテン・ラーマ出土の肥前磁器片
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